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ロミオは爆薬を乗せた強盗団の馬車に間違って忍び込んだ。ダンテはニキータに協力を求め、2人で馬車を追いかけた。強盗団の馬車は警察署の前に止まった。 強盗団は警察の目をうまくかいくぐり、ロミオと爆薬の入った箱を運んで、牢獄に向かった。牢獄には彼らの仲間がいた。強盗団は仲間を救い出した上、証拠を隠滅するために警察署を爆破しようとしているのである。ロミオがその計画を知った途端、強盗団が箱を開けた。ロミオは見つかってしまった。 その頃、エッダに口止めされたロッシが後ろめたそうに警察署の前を通った。すると、警察官がロミオの似顔絵を作りたいとロッシを警察署に入れた。 見つかったロミオは倉庫に閉じ込められた。ドアをたたいて危機を知らせるロミオ。そのとき、ピッコロが窓をみつけ、そこから脱出することができた。ロミオは窓をぬけて、そのまま警察署から逃げようとした。だが、このままでは警察署が危ない。ロミオは自分が警察から追われている身に関わらず、警察署に戻った。 ロミオは警官に取り押さえられながらも、ロッシと署長に逃げるように言った。必死でみんなに逃げるように言うロミオ。そして警察署の地下は爆発した。 仲間を救い出した強盗団は警察署から馬車で逃げようとしたが、追いついてきたダンテとニキータの証言で捕まってしまった。警察署ではロッシがロミオを助けていた。ロミオは息はあるものの、ひどいケガをしていた。 この事件の情報はアンジェレッタやアンゼルモのもとにも届いた。しかし、ロミオが警察署を爆破したという誤った情報だった。アンゼルモは勝利を確信した。その一方、アンジェレッタは絶望の淵に追いやられた。 ロミオはロッシ親方の呼びかけでようやく意識を取り戻した。警官を救ったが、泥棒の容疑が消えてないロミオは警察署長から尋問を受けることになった。しかし、ここでロッシが真実を明らかにする。息子のアンゼルモがお金を盗んだことを。エッダはロミオが犯人だと言い張るが、警察官までロミオに味方した。追い込まれたアンゼルモをロミオは殴ろうとしたが、アンジェレッタのことを思うと殴れなかった。 ロッシは命がけで自分を助けたロミオを自由にした。鉄格子をはずして、いつでもアンジェレッタに会えるようにしたのである。自由になったロミオは急いでアンジェレッタのもとに駈けて行った。ロミオとアンジェレッタは再会を果たすことができたのである。そしてロミオは親友アルフレドに会いに行くことを決意するのであった。 |
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「大丈夫。僕今すぐ煙突にだって登れるよ。」 ロミオが意識を取り戻した直後にロッシ親方に言った言葉。この言葉にロッシ親方は涙するが、ダンテどころがニキータまでもらい泣きする。 |
「僕はもうどこにも逃げません。何も悪いことをしていないからです。」「僕はここにいます。どんなことが待ち受けていても」 ロミオが警察署長から尋問を受けたとき、ロミオが答えた言葉。あれだけの体験をしたから怖いもの知らずになってしまったのでしょうか。 |
「お前は自由だ。自由にアンジェレッタに会い、あの子の友達になってやってくれ。」 ロッシ親方がロミオを自由にした時の言葉。ロッシのことを助けただけではなく、アンジェレッタがロミオに会いたいとうなされていたから自由にしたのでしょうね。 |
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ロミオが自由になってアンジェレッタに会いにいくシーン。自由になったという感じが音楽と共にうまく表現されています。人間というのは束縛から解放されるとこういう風になるのかな。 |
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えー名探偵ロミオです。というより意識して強盗団に忍び込んだら本当にコナンですね。そのあと名劇随一の爆破シーン(あ、ティコがあったか)ロミオは意識を失って、しかも頭から流血してしまいます。こんなところアンジェレッタが見たら、彼女死にますよ。あんな爆破と逮捕が待ってる警察署に戻ったロミオは、本当に英雄ですね。命知らずというか。 この回、ロミオの勇気ある行動が見所ですが、実はニキータの涙まで見所だったりして。意外と涙もろいんですね。あと父親としてアンゼルモを叱るロッシの姿もいいです。ただの飲んだくれだと思ってましたが。 ところで、アンゼルモの件は家の中の出来事ということでもみ消しになったけど、ロミオの近所での汚名はどうなったのでしょうか。人の噂も75日ということでしょうか。 |
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