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ロミオは狼団に囲まれた。狼団はロミオが警官を縄張りに呼び込んだと思い、腹を立てていた。呼び込んだのはアンゼルモだから、当然ロミオの身に覚えはなかった。ピッコロのおかげでロミオは逃げ出すことが出来たが、路地の行き止まりに当たってしまい、再び狼団に囲まれてしまう。 そのとき、死神の仮面をかぶった謎の老女が現われた。老女はいった。ロミオには呪いがかかっており、ロミオをなぐるとすぐ死ぬと。老女は狼団のスキを狙い、自らのマントでロミオの姿を消した。ロミオと老女は地下水道に逃げ込んだのである。老女は正体を明らかにした。嵐の湖で別れたダンテだった。 一方、ロッシ家ではアンジェレッタがロミオのことでうなされていた。アンジェレッタはアンゼルモに本当のことを両親に言うようにお願いした。アンゼルモがロミオに濡れ衣を着せたことを知ってるのはアンジェレッタだけだった。しかしアンゼルモは断った。そのうえ、こう言った。「アンジェレッタがロッシ夫婦に本当のことを話したとしても、拾われた子供より実の子供である自分のことを信じると」 その頃、アンゼルモに騙され行き場所を失ったロミオは悩んでいた。そんなロミオにダンテはベニス行の馬車に忍び込み、ミラノから脱出することを薦めた。今のロミオにはミラノから脱出するしか手段がない。しかしそれをやると、アンジェレッタに二度と会えなくなるのである。 そのアンジェレッタはついにロッシ夫婦に本当のことを話した。お金を盗んだのはロミオではなくアンゼルモで、ロミオは無罪だということを。しかし、息子を泥棒呼ばわりされることを嫌がったエッダは、その話を聞かなかったことにした。 ロミオは迷いが消えないまま、ベニス行きの馬車に乗り込んだ。しかし、それはベニス行きの馬車ではなく、爆薬を積み込んだ強盗団の馬車だった。 |
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「あたしの初めての友達はアンゼルモだった。」 アンジェレッタがアンゼルモにお願いした時に言った言葉。アンジェレッタの初めての友達はロミオではなく、アンゼルモだった。しかし、この後アンゼルモは信じられない一言を発した。 |
「この家で誰かが悲しい顔してるのやだもの。」 アンジェレッタがエッダにアンゼルモをあまり怒らないようにお願いした時の理由。まさに天使の一言である。けれど家の外に追い出されたロミオが悲しい顔していますね。 |
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ロミオと狼団の対決シーン。といってもさすがに4人相手ではロミオはやられっぱなしですけどね。けれど、ジョバンニにやられる時の、ロミオの「やってみろ!」の一言には、このキャラはただものではないと思いました。 |
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ところで、「地下水道での再会」の予告を見て、仮面の男の正体がアルフレドだと思った人は結構いるのではないかと思います。けれど、実際はダンテでしたね。この先アルフレドの再登場はあるのでしょうか。 それにしても、前回のラストでは不良少年に囲まれていて、今回のラストでは爆薬と一緒に馬車に乗ってるって、ロミオって一体(笑) |
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