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ロミオが屋根の上で夕空を見ていると、街のほうで騒ぎがあった。「狼団よ」の声に逃げるニキータ。ニキータが路地裏に逃げると少年達に囲まれた。しかし、ワナにはまったのは少年達の方だった。ニキータが口笛を吹くと、リナルド、タキオーニ、ファウスティーノ、リオが現われ、少年たちを囲んだ。最初は狼団優勢だったが、少年のうちの一人がリオをナイフでおどした。そのとき、ジョバンニが現れ、あっという間に少年たちを倒した。その直後、アンゼルモが喧嘩をした振りをして、狼団のところに駆けつけた。ロミオは屋根の上からその一部始終を見ていた。 アンゼルモはロシアの貴族の末裔として狼団にいた。その証拠に腕に紅さそりのやけどがあった。アンゼルモはジョバンニに何か面白いものを持って来いと言われた。 ロミオはアンジェレッタにアンゼルモのことを話した。アンゼルモは卑怯だということを。しかしアンジェレッタはアンゼルモのことをフォローした。小さな頃は素直だったということを。ロミオはアンゼルモの長所を見つけることをアンジェレッタに約束した。さらにロミオは字を教わるためにアンジェレッタと手紙のやり取りをすることを約束した。そのとき、アンゼルモは二人が密会してるところを見てしまった。アンゼルモはジョバンニ達にロミオのラブレターを持っていこうと思った。 アンゼルモは両親の前では自分が狼団であることを隠していた。そこでロミオと、自分が狼団である秘密とアンジェレッタと会っている秘密で取引きをした。アンゼルモが密会のことを隠してくれると信じたロミオはそのことをアンジェレッタに話した。ロミオはアンジェレッタから手紙をもらい仕事に出掛けた。しかし、ロミオが持っていったのはアンジェレッタの日記だった。 アンゼルモはロミオに優しく近づいた。そして、ロミオに気づかれないように、そのアンジェレッタの日記をラブレターと思い込み盗んだ。 ニキータはアンジェレッタの日記を狼団の前で読んだ。その日記には書いてあった。アンゼルモはうそつきだということ。さそりのやけどもロシア貴族と関係ないということ。狼団の悪口が書いてあるということ。そして狼団のアジトにはアンゼルモの悲鳴がこだました。 ボコボコにされたアンゼルモはロミオへの復讐を誓った。その一方、ロミオはアンゼルモのことをまだ信じていた。 |
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「今日から毎日手紙のやりとりをするの。お互い書くの。今の気持ちやその日の出来事を」 ロミオが字を教わりたいと言ったときに、アンジェレッタがこう提案した。今日から手紙のやりとりって言ってたけど、今までも少しやりとりしてましたね。手紙に空の挿絵を入れれば、前回のリベンジになるのだけど、アンジェは羽で納得したからまーいーか。 |
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ジョバンニの登場シーン。他のメンバーと一緒に現われるのではなく、ひとりで独特の雰囲気を出しながらあらわれる。死神もインパクトあったが、ジョバンニもそれなりにインパクトがある。アンゼルモを袋叩きにするときの「殺れ」の一言もこわい。 |
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今回はアンゼルモのだめっぷりがメインでした。(苦笑)いやむしろアンゼルモってロミオより根性ありますね。狼団を騙し通したり、陰口を言ったりと。まぁ、その結末があの悲鳴なんですけど。 そんなアンゼルモをフォローするアンジェレッタはまさに天使ですね。あのアンゼルモからいいところを見つけてほしいって。そういやアンゼルモとアンジェレッタの2ショットはないですよね。アンゼルモも部屋の出入りを禁止されているのか。エッダに病気が感染するとかいわれて。 ジョバンニさんは腕はいいのだが、人を見る目が。それともアンゼルモが一枚上なのか。狼団全員騙していたし。 |
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