![]() |
アルフレドとロミオが連れてこられた「山猫」の地下室。そこには自分達と同じ状況の少年たちがいた。その中には橋の上で出会った少年、ダンテもいた。アルフレドは近くの湖経由でミラノに連れて行かれると予想した。 少年たちのうちの一人、ミカエルが食べ物の匂いを嗅ぎつけた。少年たちはそこから地下室の出口をみつけ、さらにその先に外への出口を見つけた。そこでダンテは脱出を企てる。最初は誰一人としてそこを動かなかった。しかし、少年の一人、アントニオが、ミラノで弟が餓死した事を話すと、少年たちは脱出しようとした。 何人か脱出した矢先、店主が見回りに来た。そのときアルフレドはロミオに逃亡しろといった。自分が身代わりになるという。そして、ついに店主が地下に入った。店主は誰もいないことに驚く。そのスキを狙って体当たりするアルフレド。しかし勝てるはずもなく、アルフレドは窮地にたたされる。そのとき、ロミオが店主に体当たり。店主は倒れ、二人は外へ逃げた。 先に逃げた少年たちは死神の目を盗んで、出口の扉までたどり着いた。しかし扉を開けると行き止まりだった。そしてそこに死神が立ちはだかった。そのとき、「山猫」に新聞記者が訪れた。そっちに気にとられる死神。そして、行き止まりの少年たちには、ロミオとアルフレドが救いの手を延べたのである。 少年たちはついに外に脱出した。しかし、そのとき少年たちが目にしたのはミカエルを人質にする死神だった。死神は嵐の中、船で湖を渡ることを強要。そして、船は出航した。 |
![]() |
「僕は逃げるわけにはいかない。僕が煙突掃除夫になる約束で、父さんにお医者さんを呼んでもらったんだ。春までがんばるつもりだ。」 逃亡を促すダンテにロミオが言った自分の信念。この信念が地下室での不安感を打ち消したのだろう。 |
「アルフレドなんておいていけないよ。友達だろ。僕たち。」 アルフレドがロミオに逃亡しなかった理由を聞いたときの答え。出会ってから1日も経ってないのに、この絆はすごい。 |
![]() |
アルフレドが身代わりになって、一人凶暴な店主に立ち向かうところ。アルフレドは、逃げるのは無理だと判断したが、皆逃げていくので、この判断をした。店主や死神を食い止める気になるアルフレドは勇ましいが、それに加勢しようとロミオも勇ましい。第5話の時点で、これから先の話のベースが出来上がってしまいました。 |
![]() |
出口をみつけるきっかけが肉の匂いだったり、死神が逃げる少年たちを見つけるきっかけがワインに写る姿だったりと、何か探偵アニメっぽいです。凶暴な店主に体当たりするといったアクションもいいです。ただ新聞記者はもう少しギリギリまで嗅ぎつけて欲しかったです。 「山猫」のつくりは結構複雑ですね。外観がMEGUに掲載されていましたが。新聞記者とやりとりする表口がある一方、死神が店から出てミカエルを捕まえた裏口がありそうですし。 死神が死神カードを出すシーンは個人的に結構好きです。アニタにやられたら役名錯乱に陥るだけですから...(をい) |
![]() |
![]() |
![]() |